リバタリアニズム-アメリカを揺るがす自由至上主義 (中公新書)
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渡辺 靖
中央公論新社
売り上げランキング: 7,915
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根本思想は、自由思想、最小国家、社会的寛容のリバタリアンですが、そうはいってもひと塊りにはできないほどいろいろな考え方がいり交じっていることがわかります。
~ もくじ ~
第1章 リバタリアン・コミュニティ探訪
第2章 現代アメリカにおけるリバタリアニズムの影響力
第3章 リバタリアニズムの思想的系譜と論争
第4章 「アメリカ」をめぐるリバタリアンの攻防
第5章 リバタリアニズムの拡散と壁
あとがき
主要参考文献
索引
~ なるほどな一文 ~
「かたや日本の状況は相当深刻です。実質的に経営破たんしているのに、政府の支援によって生き延びているゾンビ企業が多くあると聞きます」(P78)
~ もう一つなるほどな一文 ~
貧困や弱者への支援を含め、私たちは往々にして現実社会における「影」や「負」への対応を政府に丸投げしてはいないか。そして政府を批判することで私たち自身の「他者への責務」から逃れ、自らを道義的高みに置こうとしてはいないか。(P115)
これで、、、2007年07月13日以降(4403日)、、、
読んだ本 980冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 237227ページ(1日平均53ページ)
リバタリアンとかオバタリアンとかナポリタンとか、なにそれ、食べられるのって感じですが、、、
この本を読んで思ったのは、リバタリアンって危険思想の人たちというよりは夢見てる人たちって感じがしました。
しーゆー。
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