国体論 菊と星条旗 (集英社新書)
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白井 聡
集英社 (2018-04-17)
売り上げランキング: 2,405
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ということで、著者は明治維新以降について、戦前の国体を明治時代の「天皇の国民」時代(形成期)、短い大正デモクラシー時代の「天皇なき国民」時代(相対的安定期)、そして破滅(敗戦)へと続く「国民の天皇」時代(崩壊期)として表し、戦後の国体は、天皇をアメリカに置き換え、そっくり繰り返しているということで、占領から復興、そして高度成長時代までの「アメリカの日本」時代(形成期)、短いバブル景気の「アメリカなき日本」時代(相対的安定期)、そして現代の「日本のアメリカ」時代(崩壊期)と歴史は繰り返していると考えます。
かなり偏った考えで、一部同意できない点もありますが、面白い一つの捉え方。
~ もくじ ~
序――なぜいま、「国体」なのか
年表 反復する国体の歴史
第一章 「お言葉」は何を語ったのか
第二章 国体は二度死ぬ
第三章 近代国家の建設と国体の誕生(戦前レジーム:形成期)
第四章 菊と星条旗の結合――「戦後の国体」の起源(戦後レジーム:形成期①)
第五章 国体護持の政治神学(戦後レジーム:形成期②)
第六章 「理想の時代」とその蹉跌(戦後レジーム:形成期③)
第七章 国体の不可視化から崩壊へ(戦前レジーム:相対的安定期~崩壊期)
第八章 「日本のアメリカ」―「戦後の国体」の終着点(戦後レジーム:相対的安定期~崩壊期)
終章 国体の幻想とその力
これで、、、2007年07月13日以降(4122日)、、、
読んだ本 932冊 (1日平均0.23冊)
読んだページ 224391ページ(1日平均54ページ)
atasinti - 読書メーター
現在の安倍政権はただひたすらアメリカ従属の道を突き進んでいる、その先に待っている破滅とやらはどのような形で現れるのか・・・
しーゆー。
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