橋爪大三郎さんと大澤真幸さんが、アメリカとはどのような国なのか、アメリカ人とはどういう人たちなのかについて対談。
~ もくじ ~
まえがき
Ⅰ アメリカとはそもそもどんな国か
Ⅱ アメリカ敵とはどういうことか
Ⅲ 私たちにとってアメリカとは何か
あとがき
~ なるほどな一文 ~
最近、若い人に文句を言うよりお前がいけないんじゃないの?と思うようになっているんですよ、正直。私たちはしっかり考えてきたのにお前らは考えてないという状況じゃなくて、年長の私たちがしっかり考えてなかったので若い人も考えていないという状況ですね。(P320)
これで、、、2007年07月13日以降(4265日)、、、
読んだ本 953冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 230138ページ(1日平均53ページ)
1日平均読書ページが1ページ減っちゃった(´・ω・`)
atasinti - 読書メーター
トランプ大統領が誕生した時、ひとつはっきりしたことがあり、それは、日本のマスコミが伝えるアメリカおよびアメリカ人は、東海岸と西海岸に住む一部のアメリカ、一部のアメリカ人のことであり、その間に住む大部分のアメリカ人のことは何も伝えられていなかったのだということでした。
さて、この本を読むと、そんな大部分のアメリカ人のことが理解できるのでしょうか?
答えは否です。
この本ではアメリカ人のことを、とにかく難しく難しく難しく難しく難しく難しく書かれています。
アメリカ人って、こんなに難しいことをみんなみんな考えているのだろうか?
そんなはずはありません。
こんな難しいことを考えているのは一部の哲学などの学者さんだけです。つまり、この本に書かれているのは、アメリカ人が何を考えているのかではなくて、アメリカの一部の学者さんが何を考えていたのかって話なんですね。
ただ、アメリカ人の根っこにはプロテスタントのキリスト教があり、そこが我々日本人には理解しがたい点であるということだけはわかった気がします。
しーゆー。
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