移民クライシス 偽装留学生、奴隷労働の最前線 (角川新書)
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出井 康博
KADOKAWA (2019-04-10)
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奴隷労働のような過酷な生活を強いられている偽装留学生の現場のルポ。
~ もくじ ~
はじめに
第一章 「朝日新聞」が隠すベトナム人留学生の違法就労
第二章 「便利で安価な暮らし」を支える彼らの素顔
第三章 「日本語学校」を覆う深い闇
第四章 「日本語教師」というブラック労働
第五章 「留学生で町おこし」という幻想
第六章 ベトナム「留学ブーム」の正体
第七章 「幸せの国」からやってきた不幸な若者たち
第八章 誰がブータン人留学生を殺したのか
第九章 政官財の利権と移民クライシス
おわりに
これで、、、2007年07月13日以降(4364日)、、、
読んだ本 972冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 235434ページ(1日平均53ページ)
atasinti - 読書メーター
以前「コンビニ外国人」という本を読みましたが、コンビニのように私たちの目に触れる場所で働いている外国人は、まだそれでもましなほうだということがわかります。私たちが普段目にしない現場で過酷な労働を強いられている外国人たちがいるのです。
留学生とは名ばかりで、過酷なアルバイトをしつつも、日本語学校などから搾取され続ける奴隷のような生活を強いられている人たち。
そして現地の送り出し機関と手を組み日本で利権を貪っている人たち。
朝日新聞などの新聞配達の現場もそのような現場のひとつ。ということで新聞社が、またその系列のテレビがこの偽装留学生の問題を扱うことはほとんどないのです。
私たちは、今の便利な生活がこのような外国人留学生や実習生たちの犠牲の上に成り立っていることを認識し、そしてこれが本当に必要な便利さなのかということを考えなくてはいけない時期に来ています。
日本人がやりたがらない過酷な労働を外国人に行ってもらおうという考えをあらためなくてはいけない。日本人がやりたくない仕事は外国人だってやりたくないという、そんなあたり前のことに考えが及ばなくなっているというのは恐ろしいことで、このままでは、いつかとんでもないしっぺ返しを食らうことになってしまいます。
そうなる前に・・・
しーゆー。
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