資本主義の終わりか、人間の終焉か? 未来への大分岐 (集英社新書)
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マルクス・ガブリエル マイケル・ハート ポール・メイソン
集英社
売り上げランキング: 331
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斎藤幸平さんが、マルクス・ガブリエルさん、マイケル・ハートさん、ポール・メイソンさんの3人とそれぞれ現代社会が抱えている問題について議論します。
~ もくじ ~
はじめに――大分岐の時代に
第一部 マイケル・ハート
第一章 資本主義の危機と処方箋
第二章 政治主義の罠
第三章 <コモン>から始まる、新たな民主主義
第四章 情報テクノロジーは敵か、味方か
第五章 貨幣の力とベーシック・インカム
第二部 マルクス・ガブリエル
第一章 「ポスト真実」の時代を生んだ真犯人
第二章 「人間の終焉」と相対主義
第三章 新実在論で民主主義を取り戻す
第四章 未来への大分岐―環境危機とサイバー独裁
第五章 危機の時代の哲学
第三部 ポール・メイソン
第一章 情報テクノロジーの時代に資本主義が死んでゆく
第二章 資本の抵抗―GAFAの独占はなぜ起きた?
第三章 ポストキャピタリズムと労働
第四章 シンギュラリティが脅かす人間の条件
第五章 資本主義では環境危機を乗り越えられない
第六章 生き延びるためのポストキャピタリズム
おわりに――Think Big!
註
これで、、、2007年07月13日以降(4465日)、、、
読んだ本 991冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 240337ページ(1日平均53ページ)
具体的な施策はなく、机上の空論・・・
労働と生産活動はロボットとAIが行い、人々は芸術的、あるいは哲学的に生きる、そんな素敵な未来がくる?
このまま資本主義、新自由主義が突っ走れば、格差はどんどん進み、労働と生産活動をロボットとAIに奪われた99%の人々は生産されたモノを買うこともできずに野たれ死んでゆき、1%の富裕層とロボットとAIだけの世界になってしまう?しかしその世界では環境破壊もどんどこどんどこと進み、ついには1%の人すらも生きていけない世界になってしまう?
どちらの世界へ向かうのか、今がその大分岐点のとき・・・
しーゆー。
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