2020年12月27日日曜日

本当は危ない国産食品


本当は危ない国産食品 ―「食」が「病」を引き起こす― (新潮新書) | 奥野 修司 | Amazon

「国産食品だから安心、安全」というのは嘘である。
実は日本では一部の農薬の規制が世界的に見ても緩い。
それらが残留した日本茶、野菜、果物、コメ、パン、パスタなどを私たちは日常、口にしているのだ。
研究者たちが指摘するのは、肥満、アレルギーのみならず、脳萎縮、自律神経失調、神経伝達異常、発達障害など、数々の重大なリスクである。

~ もくじ ~
はじめに
第一章 「国産は安全」神話
第二章 密室で決められる安全基準
第三章 「現代病」と農薬
第四章 脳細胞が〝発火〟する
第五章 複合毒性
第六章 〝不自然〟な食べ物
第七章 食べてはいけない「食パン」リスト
第八章 パスタと野菜に気をつけろ
「農薬工業会」の批判に反論する
おわりに
参考文献一覧


~ なるほどな一文 ~
言うまでもないが、国家の安全保障は何も軍事力だけではない。新型コロナウイルスの肝炎拡大でもわかったように、公衆衛生であり、医療であり、私たちが日常食べる物を安全・安心にすることもそうだ。ところが日本では、むしろ農薬を使いやすくするような政策がとられているという。(P6)


~ もう一つなるほどな一文 ~
上流で農薬の残留基準値をゆるめて病気の原因を作り、下流では医療費が足りないと大騒ぎする。これではマッチポンプだ。「こんなことをやっていると、日本は、世界中で使われなくなった農薬のゴミ捨て場になる」と警告する専門家もいる。実際にもうそうなっているのだが・・・・・。(P137)




これで、、、2007年07月13日以降(4917日)、、、
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神経性の場合は基準値を下回っていれば安全だともいえない。
すぐに症状が出るわけではなく、子供や孫に症状が出るかもしれない、おそろしい話です。
しかし日本はなぜ、そんな農薬にとっての天国になってしまったのでしょうか。
政治家が守ろうとしているのは国民の命ではなく自分の利益・・・
その事実を知っているか知らないままでいるかということも大事。
知っていれば自分ができる範囲ではあるけれど、自分で対策をとることもできる。
しーゆー。

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