ウルトラマンの伝言 日本人の守るべき神話 (PHP新書) | 倉山 満 | Amazon
現実世界にウルトラマンはいない。だから、ウルトラマンを知らねばならない。そして、日本人としてウルトラマンを語ることに意義がある――。
~ もくじ ~
はじめに―過酷な現実にこそ神話を
序 章 円谷英二と『ゴジラ』と『ウルトラQ』―神話の創造―
第一章 ウルトラマン―異端を受け入れる正統―
第二章 ウルトラセブン―軍神の記憶―
第三章 帰ってきたウルトラマン―なぜ日本は敗戦国のままなのか―
第四章 ウルトラマンエース―史上最も成功した「失敗作」―
第五章 ウルトラマンタロウ―本格派だが異色作―
第六章 ウルトラマンレオ―たった一人でもお前を欲している間は死ねない―
第七章 ウルトラマン80―日本「特撮」の金字塔―
第八章 ウルトラマンメビウス―歴史の完結と新たな神話の創造―
終 章 なぜウルトラマンは自分の星でもない地球のために戦ってくれたのか―
おわりに―明日のエースは君だ
これで、、、2007年07月13日以降(5312日)、、、
読んだ本 1144冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 279918ページ(1日平均52ページ)
atasinti - 読書メーター
やーーーっと、この著者の3部作とやらを読み終えました。
しかし、グロティウスによるウェストファリア体制について書いた1作目、ウッドロー・ウィルソンについて書いた2作目に続いて、なぜこの本なのかは、読んだ後でもわからない・・・
この本は、ウルトラQからウルトラマンメビウスまでのウルトラマンシリーズについて、それぞれ、どんな人が出ていてどんな話で、それぞれ誰の作でその人の作品にはこんな特徴があってというようなことが延々と語られます。
前回の本の時に書きましたが、この人は、自分が好きなものは褒めて褒めて褒め上げて、自分がきらいなものはけなしてけなしてけなしまくります。
あぁ、ウルトラセブンが大好きでウルトラマンタロウがきらいなんだなぁということがとてもよくわかります。
この本の99.9%はそんなウルトラマンファンによるウルトラマンシリーズの個人的な解説書です。
最後にウェストファリア体制との関係がこじつけのように0.1%ほど出てきますが、それはない方がこの本はいいのではないか、と思える本でした。
ちなみに私はウルトラマンよりは仮面ライダーがすきなおじさんです。
でも、この本ではちょびっとしか触れられなかったけど、ウルトラマンティガはいい作品だったと思ってます。
ピコンピコンピコーンピコーン、シュワーッチ!
しーゆー。
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