江戸のいろごと: 落語で知る男と女 (983) (平凡社新書 983) | 稲田 和浩 | Amazon
日本人は恋愛下手と言われるが、そんなことはない。古くは『伊勢物語』や『源氏物語』、江戸時代には、西鶴や近松がさまざまな恋を綴った。市井の人々の暮らしを描いた落語でも、遊女との駆け引きから、身分違いの恋、夜這い、不倫、男色、夫婦関係に至るまで、深くて濃い男女の話が語られている。二百六十年の平和を謳歌した江戸時代。ときめき溢れる、男と女の色模様をのぞいてみよう。
~ もくじ ~
はじめに 第一章 吉原へご案内
第二章 四宿、岡場所の女たち
第三章 若い男女の恋物語
第四章 禁断の恋物語・不倫の掟
第五章 江戸のセクシャル・マイノリティ
第六章 そして、めでたく結ばれる
あとがき
~ なるほどな一文 ~
では、なぜ日本人は恋愛下手になったのか。
おそらくは、近代国家が恋愛下手にしたんだと思う。富国強兵、勤勉を奨励しすぎて、私的な恋愛は二の次となった。(P239)
これで、、、2007年07月13日以降(5161日)、、、
読んだ本 1122冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 273920ページ(1日平均53ページ)
atasinti - 読書メーター
とくに目新しい話はありません。
でも落語のようにポンポンポーンとテンポがいいところがうれしい、そんな本。
しーゆー。
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