
Amazon.co.jp: 絶唱 (新潮文庫) : 湊 かなえ
五歳のとき双子の妹・毬絵は死んだ。生き残ったのは姉の雪絵──。奪われた人生を取り戻すため、わたしは今、あの場所に向かう...
~ もくじ ~
楽園
約束
太陽
絶唱
解説 中江有里
~ なるほどな一文 ~
子どもは太陽だ。
子どもたちが輝かない場所に、作物は実らない、人は集まらない、町はできない。だけど、どんなに絶望的な出来事が起きても、子どもたちが輝いている限り、そこに未来は必ず訪れる。(P247)
~ もう一つなるほどな一文 ~
なのに、大変でしたね、と続き、わたしは(僕は)あのとき~、と自分のことを語りがるのは、境界線のもっと外側にいた人ばかりなのです。(P295)
これで、、、2007年07月13日以降(6436日)、、、
読んだ本 1375冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 355927ページ(1日平均55ページ)
atasinti - 読書メーター
阪神淡路大震災の被災者を題材にした4つの物語。
心に傷を負った人たちが、南国の島で自分の人生を取り戻す。
へたなカウンセラーよりもトンガのようなところで短期間でも過ごす方が効果があるのかもしれない。
しかし、「楽園」に出てくる母親のしうちはひどすぎるなぁ・・・
最後の「絶唱」はもしかしたら作者の実体験?
「もう一つなるほどな一文」に書いた一文は突き刺さりました。
東日本大震災の時、まさに私は境界線の外側でわたしはあのとき~っと語ってました。。。
しーゆー。
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