むかしむかし、あるところで1匹のアルパカが行き倒れておりました。
そこへおじいさんとおばあさんが通りがかり、家へつれて帰りました。
その日の夕食のカレーライスを食べさせたところ、アルパカは元気になり、お礼にとたくさんのSATSをおじいさんとおばあさんにくれました。
それからは、アルパカにカレーライスを食べさせてはSATSをもらう日々が続いていました。
ある朝のこと、おばあさんが言いました。
「毎日カレーライスじゃあきるだろうから、今日はスープカレーにしましたよ。」
そのスープカレーを目にしたアルパカの目が突然赤く光ったと思うと、スープカレーをぶちまけ、暴れだしました。
物音に驚いた村人たちが駆けつけると、そこにはぶちまけられたスープカレーと血だらけで倒れるおじいさんとおばあさんがいました。
それ以来、その村では「スープカレーに気をつけろ、アルパカが襲ってくるぞ!」と代々言い伝えられているとのことです。
おしまい。
しーゆー。
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