
Amazon.co.jp: 死神の精度 (文春文庫 い 70-3) : 伊坂 幸太郎
好きなものは音楽、嫌いなものは渋滞。彼が仕事をすると必ず雨が降る――。クールで真面目な死神・千葉は、人間の世界に溶け込み、七日間の調査で対象者の「死」に可否の判断を下す...
~ もくじ ~
死神の精度
死神と藤田
吹雪に死神
恋愛で死神
旅路を死神
死神対老女
著者特別インタビュー
~ なるほどな一文 ~
「俺が、仕事をするといつも降るんだ」私は打ち明けた。
「雨男なんですね」と彼女は微笑んだが、私には何が愉快なのか分からなかった。けれどそこで、長年の疑問が頭に浮かんだ。「雪男というのもそれか」
「えっ?」
「何かするたびに、天気が雪になる男のことか?」(P33)
~ もう一つなるほどな一文 ~
理由はわからないが、私の考えではたぶん、ミュージックとカラオケの間には越えがたい深い溝があるのではないだろうか。どちらが優れているという問題ではなくて、私はその溝のこちら側しか楽しむことができず、向こう側には近寄らないほうがいい、きっとそういうことなのだろう。(P39)
これで、、、2007年07月13日以降(6488日)、、、
読んだ本 1393冊 (1日平均0.21冊)
読んだページ 362263ページ(1日平均55ページ)
atasinti - 読書メーター
めっちゃ面白かった!
死神の千葉さん、素敵すぎ。
ウルトラQやウルトラセブンだったら、最後に「あなたに最近話しかけてきたその人は、もしかしたらあなたのことを調査しに来た死神なのかもしれません。」なんてナレーションが流れてきそう。
続編もあるみたいなので、読んでみたい。
しーゆー。
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