2025年5月17日土曜日

優しい死神の飼い方

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Amazon.co.jp: 優しい死神の飼い方 (光文社文庫 ち 5-1) : 知念実希人
犬の姿を借り、地上のホスピスに左遷…もとい派遣された死神のレオ。戦時中の悲恋。洋館で起きた殺人事件。色彩を失った画家。死に直面する人間を未練から救うため、患者たちの過去の謎を解き明かしていくレオ。しかし、彼の行動は、現在のホスピスに思わぬ危機を引き起こしていた...

~ もくじ ~
プロローグ
第1章 死神、初仕事にとりかかる
第2章 死神、殺人事件を解明する
第3章 死神、芸術を語る
第4章 死神、愛を知る
第5章 死神、街におりる
第6章 死神、絶体絶命
第7章 死神のメリークリスマス
エピローグ

~ なるほどな一文 ~
たしかに『愛』の根源には動物的な欲求が関わっている。しかし人間は、それを単なる欲望から、もっと純粋なものへと美しく昇華させることができるのだ。私が愛して止まない芸術作品のように美しいものに。(P253)




これで、、、2007年07月13日以降(6519日)、、、
読んだ本   1403冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 366335ページ(1日平均56ページ)
atasinti - 読書メーター


伊坂幸太郎さんの死神シリーズを読みましたが、知念実希人さんにも死神シリーズがあると知り、その1作目を読んでみました。
なるほど、知念実希人さんが死神を描くとこうなるのか。
ん?
これは死神というより天使では?
と思ったら最後にその言葉も出てきました。
霊的な存在に、人間が勝手に死神とか天使とか名前をつけてそれぞれイメージ化しているけれど、実は同じ存在だったりするのかもしれません。
伊坂幸太郎さんの死神も、知念実希人さんの死神も人を殺す存在ではありません。
考えて見れば、死神も貧乏神も「神」だものね。
知念実希人さんの死神シリーズ残り2冊もそのうち読む予定。
しーゆー。

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