
凍土二人行黒スープ付き[増補改訂版] (創元文芸文庫) | 雪舟 えま
建物と対話をし、そこに住む人びとの知り得ぬ事柄を聞くことができる“家読み”のシガは、ある惑星で行き場を失ったクローンのナガノと出逢う。ともに旅をすることになった二人は、互いの存在を通して世界の豊かな一面を知っていく...
~ もくじ ~
「とても寒い星で」
「徐華(じよか)のわかれ」
「シールの素晴らしいアイデア」
「銀河ボタン」
「二人という旅」
「CLONEHOOD DREAMS 1 この星の皆(みんな)があなたと」
解説 目的も意味もない宇宙 泉谷瞬
~ なるほどな一文 ~
人は面と向かってよりも、こうしてともに天井なんかを見ながら話すほうが、心の核に触れやすいのかもしれない。(P247)
~ もう一つなるほどな一文 ~
僕のしていることはぜんぜん意味なくて、でも楽しくて。
今この時間を……僕の知っている言葉でいうなら……”豊か”……っていう気がした。
宇宙って、意味がなくて、豊か。
これで、、、2007年07月13日以降(6681日)、、、
読んだ本 1438冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 378392ページ(1日平均56ページ)
atasinti - 読書メーター
面白い世界が、宇宙が、広がっていました。
心がホカホカする話でした。
この作者の他の作品も読んでみたいと思いました。
しーゆー。

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