安彦良和の戦争と平和-ガンダム、マンガ、日本 (中公新書ラクレ 646)
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杉田 俊介
中央公論新社
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~ もくじ ~
はじめに
Ⅰ 『機動戦士ガンダム』をめぐって
序章 『機動戦士ガンダム』前史とアニメとの別れ
1章 『機動戦士ガンダム』の方法
2章 『機動戦士ガンダム』という物語
Ⅱ マンガ家として
マンガ作品リスト
3章 初期作品
4章 日本近代史シリーズ
5章 日本古代史シリーズ
6章 西洋史シリーズ
おわりに―安彦良和にとって「歴史」とは何か
これで、、、2007年07月13日以降(4242日)、、、
読んだ本 950冊 (1日平均0.22冊)
読んだページ 229274ページ(1日平均54ページ)
atasinti - 読書メーター
安彦良和さんは学生運動に参加したもののここぞという闘争時に出遅れて参加できなかった過去を持っており、そのことをずっと引きずったまま70代を迎えた人なのではないか、そんな気がしました。
ところで話はそれますが、、、
ガンダムもその前の宇宙戦艦ヤマトもSFであると同時に戦争アニメです。
でも戦争アニメとして、私がまず最初に頭に思い浮かべるのは、子どもの頃に見た「0戦はやと」です。
インドネシアの上空でアメリカ軍と空中戦を繰り広げる0戦のパイロットが主人公です。
今、このようなアニメを放送すれば、どこぞの国が「日本帝国主義ががががーーー」と大騒ぎをすることになりそうですし、そんなどこぞの国に忖度したテレビ局が放送を自粛することになりそうです。
では、ガンダムやヤマトはなぜOKなのか、特にヤマトなんて日本海軍の戦艦大和の生まれ変わりです。
おそらく、SFで宇宙が舞台であるということ、そしてなによりも、敵が、ガンダムにおけるジオン公国も、ヤマトのガミラス帝国も、どこかナチス的だから、ナチス的なものと戦う正義のヒーローものと言うことでOKなのかもしれません。
そう考えると、あの頃の方が今よりもずっと日本は「自由」だったんだななぁと思う今日この頃です。
しーゆー。
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